サインペン、されどサインペン
身近でお手頃、仕事でもよく使う方が多いのではないかと思われるサインペン。
ペン先が程よく柔らかいので書き味がよく、水性インクのため紙への裏抜けがない。
ぺんてるのサインペンが有名ですよね。
最近、このサインペンにとても革新的なものが登場しました。
それは『ノック式』
ぺんてるのサインペンはキャップと本体で構成されていて、当たり前ですが、キャップを外して文字を書きます。
ノック式は本体のお尻をカチッと押すとペン先が出てくる、ボールペンでは当たり前になっているタイプです。
これの便利なところは、片手でサッと素早くペン先を出して文字や絵を描けること。
キャップ式は普通は両手を使ってキャップを外して、外したキャップはどうしようかなぁ~、本体につけるか、ちょっとその辺に置いておくか、そんな感じです。
些細な事ですが、キャップ式にはそんな面倒な時があったりしました。
なぜ、今までノック式のサインペンがなかったか。
それは、ペン先の水性インクが乾いて書けなくなってしまうからです。
ノック式はペン先は本体にしまわれていますが、蓋がないので空気にずっと触れている状態になってしまうため乾いてしまいます。
そういうノック式にした場合の不都合をインクを改良することで解決したのが、ゼブラの『クリッカート』です。
https://www.zebra.co.jp/pro/clickart/
私は仕事で赤いサインペンを使うことが多いのですが、すっかりこのクリッカートの虜です。便利すぎる!
私は胸ポケットに差していることが多いので、クリップがないのが残念ではあるのですが、そんなことは気にならないくらい楽です。
クリッカートは本体は細身で定番のぺんてるのサインペンと比べると少し長いです。
本体は白でノックする部分とペン先の部分で色が分かるようにカラーリングしてます。
このクリッカート、全36色。
多すぎる!(うれしい悲鳴)
定番の黒、赤、青、緑などはもちろんのこと、微妙なニュアンスの色味もあったりして絵をかいたり、塗り絵をする人にはとてもおすすめのサインペンです。
インクの特性でぺんてるのサインペンより紙の裏抜けがあるように思います。
コピー用紙などに書くと分かりやすいです。
かと言って、サラサドライのように乾きが早いわけではないです。付箋紙のようなしっかりした紙には染み込まずに手でこすると文字が伸びてしまうパターンもあり。
どんな紙にどういう風に使おうかな~と考えるのも、文房具を楽しむ視点かなと思います。
イケメン付箋の色味に合わせて、サインペンの色を変えて書くのが楽しいこの頃です。
https://www.loft.co.jp/kotokiji/detail.php?id=54589